去る1月17日は阪神大震災から15年、神戸などの被災地で追悼の行事が行われました。この震災復興に参加したボランティアの数は117万人で、我が国の“ボランティア元年”と云われています。
また、翌々年の平成9年1月にはロシアのタンカーの重油流出事故による、福井県三国町海岸の漂着油回収に集まったボランティアは約30万人で、ボランティアに対する認識が深まり、定着いたしました。しかもその時期とあいまって平成10年には特定非営利活動促進法(NPO法)が施行され“奉仕”の気運が一挙に広がり、NPO法人も現在では35,000以上の団体が承認され、あらゆる場面で奉仕活動が展開されています。
このように社会はいま正に“奉仕社会”“サービス社会”の感があり、サービス化の進展はめざましく価値観や人生観も大きく変ってきました。 私たちはこの時代にあって個人的な奉仕活動参加と共に、毎日の仕事の上でも“奉仕として取り組む”ことが大切なことなのでは・・・・・・と思っています。
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